「China-Japan-Korea SERVE Initiative 2017」を開催しました。(2017年8月1日~8月12日)

本学と香港理工大学、北京大学(中国)、梨花女子大学(韓国)による初の共同サマープログラム「China-Japan-Korea SERVE Initiative 2017」が本学にて開催されました。 本プログラムには、香港から18名、北京から9名、韓国から10名、本学から19名の学生が参加しました。8月1日に神戸の「人と防災未来センター」および「神戸復興地区」において自然災害と復興について学んだあと、8月2日のオリエンテーションおよび講義を経て、8月3日~10日の間、学生たちは5つのグループに分かれ、それぞれ5つの地域(京都府精華町(けいはんな学研都市)、京都市、南丹市美山町、福井県鯖江市、宮津市)に滞在し、「コミュニティと高齢者」をテーマとして、地域の住民や行政機関の方々と協力しながら協同イベント・ワークショップ等の開催、市長へのアイディア提言等の活動を行いました。

各地域での活動内容・成果は、8月11日の本学での成果発表会にて共有されました。成果報告会には北野正雄 理事・副学長、川添信介 理事・副学長も参加され、学生らの成果を熱心に聞き入っていました。 

参加学生のうち、香港の学生からは、「日本の活動的な高齢者の方々は仲間とのつながりを大切にしており、若者たちと関係を築く機会をとても大事にしている。高齢者の方々は決して社会の重荷ではない。」、韓国の学生からは、「本プログラムは私に、文化・歴史的な壁を乗り越えて友達を作る方法を教えてくれた。」、中国の学生からは、「本プログラムに参加して、日本と韓国とのつながりをより強く感じるようになった。彼らの言語や文化をもっと勉強したい」、また日本の学生からは、「3ヶ国の学生が、日本の地域コミュニティをよりよくするためのアイディアを提言し、地域住民の方々が真剣にそれについて話し合ってくれたことが印象深い」などのコメントが寄せられました。

なお、本プログラムは、本学が加入している大学間ネットワークUSRN(University Social Responsibility Network)の活動の一環として行われました。

集合写真

成果発表会

地域の方との交流

地域の方へアイディア発表

 

 

 

 

 

 

 

 

【参画大学】 京都大学、香港理工大学、北京大学、梨花女子大学
【企画・総括】京都大学学際融合教育研究推進センター地域連携教育研究推進ユニット
【協力教員】 高橋克忠 学際融合教育研究推進センター地域連携教育研究推進ユニット教授(けいはんな学研都市担当)、徳地直子 フィールド科学教育研究センター教授(美山町担当)、浅利美鈴 地球環境学堂准教授(京都市・鯖江市担当)、安藤和雄 東南アジア地域研究研究所准教授、赤松芳郎 連携研究員(宮津市担当)、今中雄一 医学研究科教授(講義提供)、渡辺雅幸 学際融合教育研究推進センター地域連携教育研究推進ユニット特定講師(総括)、郭暁博 学際融合教育研究推進センター地域連携教育研究推進ユニット特定助教(総括)
【事務局】教育推進・学生支援部 教務企画課

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