第3回ユニバーシティー・アドミニストレーターズ・ワークショップ

1月24日(木曜日)、25日(金曜日)の2日間、時計台記念館国際交流ホールにて「第3回ユニバーシティ・アドミニストレーターズ・ワークショップ:大学国際化の堅固な基礎作り」を開催しました。アジアからチュラロンコン大学、復旦大学、香港科技大学、フエ大学、カセサート大学、南京大学、シンガポール国立大学、北京大学、浦項工科大学、ソウル大学、清華大学(北京)、清華大学(新竹)、インドネシア大学、マラヤ大学、フィリピン大学、武漢大学の16大学と、国内から東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、慶應義塾大学、名古屋大学、大阪大学、立命館大学の国際交流・留学の実務責任者と本学の教職員が出席し、国際交流の現状と今後の課題について意見交換を行いました。

ワークショップは、横山俊夫国際交流推進機構長の挨拶の後、オーストラリア・メルボルン大学のElizabeth A Bare副学長が「オーストラリアの大学における国際化:職員配置の観点から」について、ワシントン大学セントルイス校のPriscilla Stone国際・学部学生プログラム部長が「海外留学における最近の動向:アメリカの観点から」について講演を行いました。

24日午後は、「学生交流促進のためのネットワーキング」と「留学生・研究者受入のための基盤作り」をテーマとした2つのセッションに分かれ、各大学の報告と活発な討論が行われました。25日午前の全体会議では、各セッションでの討論の報告の後、海外からの学生向けのカリキュラム・デザイン、デュアル・ディグリーや単位互換の問題、サマープログラムの重要性と問題点、英語での講義の提供、学部生の国際交流への安定的資金確保、リスクマネージメント、留学生の受入れ環境の整備、アジア間での交換留学の促進等について、活発な意見交換が行われました。大学の国際化を推進する上で問題となる点などについて国際交流の実務責任者が意見交換することにより、参加各大学における国際活動の質が高められるとともに、国内の諸大学とアジアの主要大学との間の交流が更に活発化することが期待されています。


  • 横山俊夫国際交流推進機構長による
    開会あいさつ

  • オーストラリア・メルボルン大学
    Elizabeth A Baré副学長による
    基調講演

  • ワシントン大学セントルイス校
    Priscilla Stone 国際・学部学生
    プログラム部長による基調講演

  • 基調講演での参加者の様子

  • 分科会 グループI

  • 分科会 グループII

  • 全体会議の様子

  • 全体会議の様子

  • 国際交流ホールで記念撮影する参加者一同

本ワークショップに関するお問い合わせ先

企画・情報部国際交流課国際企画掛
電話 075-753-2045
E-mail kokusa850*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (“*“を@に置き換え)

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