京大・ハイデルベルク大学共催Santander Winter School 2015 (2015年3月9日~3月18日、京都大学)


ハイデルベルク大学と京都大学は、相互のキャンパス内に海外オフィスを構え、2大学間での交流推進と教育研究活動の支援を行っています。今回その一環として、宗教・政治史「WHAT IS CAESAR’S, WHAT IS GOD’S? A TRANSCULTURAL PERSPECTIVE ON THE LEGITIMATION OF THE POLITICAL AND RELIGIOUS SPHERES」をテーマとしたSantander Winter School2015が開催されました。このウィンタースクールは、本学文学研究科とハイデルベルク大学日本学研究所との共催で平成27年3月9日(月)~18日(水)の9日間にわたり文学部陳列館にて実施されました。欧州拠点ハイデルベルクオフィスとしては両大学間の連携の窓口としてワークショップの企画運営支援に携わりました。本ウィンタースクールには、世界中の大学(ブラジル、イギリス、シンガポール、インド等)より歴史学・宗教学を専攻する大学院生20名・講師15名が参加し、セミナー形式の講義や研究発表を行いました。開会式では、文学研究科日本史学専修の谷川准教授が、歓迎の挨拶を行いました。そこで、ハイデルベルク大学の研究者との個人的交流により今回のウィンタースクールが実現した経緯を紹介し、「この機会を参加者同士のよい出会いの場にし、今後の研究において、かけがえのない友人を得られるようにして頂きたい」との期待を述べました。開催期間中には基調講演が2度行われ、本学の教員・学生も海外の歴史学者の講演を拝聴しました。このウィンタースクールは、ハイデルベルク大学がSantander銀行の協賛を得て実施されるSantander International Summer Schoolsの1つです。ハイデルベルク大学と提携する他大学のキャンパスにて、年に3回、異なるテーマ(歴史学、化学、天文学等)に沿って2週間ほどの集中講義が行われています。今後も7月5日-12日にかけて「Heidelberg-Nortre Dame Joint Summer School in Computational Chemistry 2015」がハイデルベルク大学で実施される予定であり、本学からの参加が求められています。ハイデルベルク大学 Santander Summer Schoolの詳細はこちらをご覧ください。(英語、ドイツ語のみ)

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谷川准教授の歓迎の挨拶           Prof. Hartmut Lehmann(ドイツ キール大学)の基調講演の様子

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*写真はすべてハイデルベルク大学からの提供

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