活動紹介・若手研究者レポート
[Kamogawa Talk 02]
学術とアート・文化の対話(動画配信中)
ゲーテ・インスティトュート 大阪・京都 x 京都大学学術研究支援室 共催
日時: 2020年12月18日 18:00〜20:00
場所:Youtube Streaming

第2回 Kamogawa Talk 「学術とアート・文化の対話」

日 時:  2020年12月18日 18:00-20:00  ・言 語: 日本語・ドイツ語(逐次通訳)

配 信: Youtube Streaming (参加無料、事前申し込み不要、引き続き配信中)

パネリスト:  Prof. Dr. Julius Heinicke ヒルデスハイム大学 文化政策研究所 教授(略歴
        檜山 智美(京都大学白眉センター/人文科学研究所 特定助教)(略歴

 

第2回 Kamogawa Talkの概要

Kamogawa Talk は、ゲーテ・インスティトゥート 大阪・京都 と京都大学学術研究支援室(KURA) が共同で実施し、若者世代の日独交流と、学術とアート・文化の対話を促進するトークシリーズです。“Art meets academia“をコンセプトに、リラックスした雰囲気で、研究者、学生、クリエイターだけでなく、広く関心のある方々が、オープンに交流する場を目指します。

オンラインで開催される第2 回目のテーマは、「文化政策」です。ヒルデスハイム大学教授で、同大学文化政策研究所を拠点とするユネスコチェア »Cultural Policy for the Arts in Development«(発展プロセスにおけるアートのための文化政策)のチェアホルダーを務める、ユリウス・ハイニケ氏と、京都大学白眉センター/人文科学研究所・特定助教で、仏教美術を専門とする檜山智美氏ををゲストに迎え、ディスカッションを行います。

社会のなかでアート・文化が果たす役割とは?どの「文化」を、どのように援助・保護し、受け継いでいくのか?とりわけ社会が不安定な情勢や、大きな転換点にあるとき、この問いは新たな意味を持つかもしれません。芸術や哲学だけでなく、政治、経済、社会学、宗教学など様々な視点から、国際的にも広く活躍するゲストとともに考えてみませんか?

 

詳細は、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川の催し物ページに掲載

※当日のライブ配信の内容を、こちらのYoutube リンクより視聴いただけます。

【講師】

  • ユリウス・ハイニケ(ヒルデスハイム大学 文化政策研究所 教授)
    2020年5月より、同大学文化政策研究所を拠点とするユネスコチェア »Cultural Policy for the Arts in Development« チェアホルダー。ベルリン・フンボルト大学にて、ジンバブエの演劇、芸術、政治に関する研究で博士号を取得。2012年~2016年ベルリン自由大学演劇研究所にて応用演劇、国際文化政策、ドイツとアフリカ南部における文化の多様性を研究。2017年~2020年コーブルク大学「応用文化学」教授、2020年3月より現職。研究・教育活動の傍ら、ドイツやアフリカ南部等で、アート・文化のプロジェクトを多数手がける。
  • Dr. Satomi Hiyama 檜山 智美(京都大学白眉センター/人文科学研究所 特定助教)
    2016年にベルリン自由大学にて博士号(美術史)を取得。2010~2016年までベルリン国立アジア美術館及び在フィレンツェ・マックスプランク美術史研究所にて研究員として勤務し、日本学術振興会SPD特別研究員(龍谷大学)を経て、2018年より現職。2017年~、マックスプランク科学史研究所の「天の表象」データベース・プロジェクトにも参加している。専門はシルクロードの仏教壁画の図像学と5~7世紀のシルクロードの東西文化交流。国内外の美術館にて、シルクロードの仏教美術関連の展覧会キュレーションにも携わっている。

 

【お問合せ先】

 学術研究支援室【間:AI DA】本企画担当(◯ Wittfeld、園部、桑田、鈴木、中久保)

 Tel: 16-85109(内線)|  E-mail: aida(at)kura.kyoto-u.ac.jp