活動紹介・若手研究者レポート
【イベント】第2回 若手研究者の国際研究交流から世界のサイエンス動向を知るセミナー
「ドイツの脱炭素戦略」~公正な移行に向けた道筋と無作為抽出の市民参加型の政策形成とは?~
日時:2022年3月16日(火)17:00~18:30
場所:Zoom(事前登録制)

 

第 2 回 若手研究者の国際研究交流から世界のサイエンス動向を知るセミナー

「ドイツの脱炭素戦略」~公正な移行に向けた道筋と無作為抽出の市民参加型の政策形成とは?~

主 催 :  大阪国際サイエンスクラブ

日 時 : 2022年3月16日(火)17:00~18:30 

場 所 :Zoom(事前登録制)

 

第 2 回 若手研究者の国際研究交流から世界のサイエンス動向を知るセミナー
「ドイツの脱炭素戦略」~公正な移行に向けた道筋と無作為抽出の市民参加型の政策形成とは?~

京都大学・DAADパートナーシップ・プログラムの2019年度の採択者である一柳絵美さん(自然エネルギー財団研究員・京都大学大学院  地球環境学舎 博士後期課程出身) が、【間:AI DA】のゆるやかな間柄パートナーである大阪国際サイエンスクラブが主催する「若手研究者の国際研究交流から世界のサイエンス動向を知るセミナー」にオンラインで登壇します。(京都DAADプログラム報告書:「持続可能なエネルギー転換政策の日独比較を目指して」)ぜひZoomでご参加ください。

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エネルギー転換を推し進めながら 2045 年までの気候中立を掲げているドイツ。ショルツ政権は、前政権以上に、野心的な政策を掲げています。たとえば、2030 年の自然エネルギー電力供給割合を 65%から 80%に高め、脱石炭を 2038 年から理想的には 2030 年に前倒すなどです。本講演では、まず、自然エネルギー財団での調査を基に、ドイツのメルケル政権下での脱炭素政策・法整備と、ショルツ政権の今後の展望を解説して頂きます。さらに、政策形成過程における、若者を交えた無作為抽出型の市民参加に関する研究についてもご紹介して頂きます。
脱炭素社会への移行で影響を受ける人々の声を聞きながら、誰一人取り残さないインクルーシブな「公正な移行(Just Transition)」への道筋を描くには?気候変動や核のゴミの処分の影響を⾧期に被る可能性がある若者世代の声を政策に反映させるための方策とは?今回のご講演では、日独比較も交えながら、これまでご経験されたドイツでの留学・研究生活を振り返ってお話し頂きます。
なお、今回は Zoom を活用したオンラインでの講演会とさせて頂きます。多数のご参加をお待ちしています。

日時

2022 年 3 月 16 日(水)17:00~18:30

場所

Zoomによるオンライン講演

講師

一柳 絵美 (公益財団法人 自然エネルギー財団 研究員)

テーマ

「ドイツの脱炭素戦略~公正な移行に向けた道筋と無作為抽出の市民参加型の政策形成とは?~」

詳細・申込方法

https://www.isco.gr.jp/pdf/gyoji_kokusai20220316.pdf

申込方法:上記リンク先の申込書欄に必要事項をご記入の上、e-mail または FAX でお申し込み下さい。

講師の紹介

一柳 絵美 (公益財団法人 自然エネルギー財団 研究員)
自然エネルギー財団研究員。専門分野はドイツのエネルギー政策、市民参加。
学部生時代のフライブルク大学留学を経て、市民参加型の環境政策への関心を高める。その後、ベルリン自由大学環境政策研究センターで、環境マネジメント修士号取得。博士後期課程では京都大学地球環境学舎に在籍し、日独エネルギー政策過程における市民参加などの研究を行う傍ら、ミュンヘン工科大学への交換留学も経験。学生時代にドイツに滞在した期間は 5 年を超える。
自然エネルギー財団では、ドイツの自然エネルギー・気候変動政策を中心に担当。