概要

 

京都大学では今日の社会における急速なグローバル化の流れを受け、世界に卓越した知の創造を行う大学としての発展と、世界トップレベル大学としての地位確立を目指しています。本学ではアジア、ヨーロッパ、北米における海外拠点の設置を進め、大学の研究理念として掲げる「研究」「教育」「社会貢献」を軸に国際化を推進します。

京都大学では長年に渡りASEAN地域で積極的に研究教育活動を展開してきました。そして、ASEAN地域における研究、教育、国際貢献の深化を支援するため、平成26年6月「京都大学ASEAN拠点」を設置しました。

京都大学ASEAN拠点では、これまで蓄積されてきた研究教育活動を有機的につなぎ、ASEAN各大学・研究機関等と協力し、この地域の潜在力の発揮と発展に資する活動を目指します。

本拠点は、ASEAN全域をカバーするため、この地域のハブ的な位置にあるタイ王国バンコク市内に設置しました。同時に、東南アジア研究所「バンコク連絡事務所」をはじめとする各部局の海外オフィス、在タイの日本政府関連機関等との機動的な連携を進めていきます。また、本拠点には所長、URA、事務職員を配置し、国際戦略本部、学術研究支援室等との連携を密に運営していきます。

4つのミッション

1. 戦略的国際共同研究の支援

日ASEAN科学技術連携の情報収集や分析、ASEAN地域を中心とした国際共同研究プロジェクト創発・運営支援、科学技術イノベーションコーディネーター人材育成の協力・連携促進。

2. 国際教育関係事業の支援

留学生リクルート活動の実施支援、ASEAN各国の留学・奨学金等に関する情報収集・提供、国際交流プログラムやインターンシップ等の企画・運営支援、本学派遣留学生の活動支援。

3. 国際ネットワーク形成・基盤強化

ASEAN地域の学術研究機関、政府関係機関、国際機関や同窓会との交流やネットワーク強化、東南アジアネットワークフォーラム開催支援、国際交流活動等の情報収集・提供。

4. 国際危機管理

新型コロナウイルス感染症の感染状況等、国際危機管理に関する情報収集・提供。

ASEAN地域における海外オフィス

京大の海外拠点

 

 

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