京都大学・熊本大学・ボルドー大学国際共同ラボの開設を祝うキックオフミーティ ングが開催されました(2015年10月2日~3日、ボルドー)


京 都大学とボルドー大学は、これまで多分野にわたるシンポジウムを2回にわたり開催し、交流を進めてまいりました(2014年5月於ボルドー、2015年5 月於京都)。
シンポジウムのセッションのひとつである材料科学セッションでは、シンポジウムを契機に日仏の研究連携が深化され、この度フランス国立科学研究センター(CNRS)の支援により、国際共同ラボ「Laboratoire International Associé, Chiral Nanoobjects for Photonic Application」(LIA-CNPA)がボルドーに設立されるに至りました。

国際共同ラボの開設を記念したシン ポジウムが、ボルドー大学欧州化学生物研究所(Institut Européen de Chimie et Biologie, IECB)において、10月2日、3日に開催されました。ボルドー大学、京都大学、熊本大学からそれぞれ、18名の研究者による研究発表が行われました。調印式では京都大学、熊本大学、ボルドー大学、ボルドーINP、CNRSの各代表が参加し、覚書 を交わしました。本学を代表し、杉野目道紀教育担当理事補が調印式に参列し、同時に研究発表もされました。本学の佐川尚教授(エネルギー科学研究科)、深見一弘准教授(工学研究科)が研究発表を行い、今堀博教授(物質―細胞統合システム拠点)がskypeを通じて遠隔講演を行いました。ボルドー大学側の参加者も、多くがすでに京都での滞在、研究経験を有し、本学の教員と深い繋がりを有する方でした。

国際共同ラボを舞台に、日仏の研究者と学生が最新の研究設備を利用し、国際的な研究を実施してゆく今後の展開が世界的に注目されます。

 

 

 

写真1:ボルドー大学欧州化学生物研究所   写真2:佐川尚教授による研究発表

 

写真3:シンポジウム会場内          写真4:調印式、および参加者集合写真


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