山口URAと小野URAがハイデルベルク大学の担当者と次世代研究者育成に関わるプログラム等について意見交換 (9/15・ハイデルベルク)


9月15日、京都大学次世代研究創生ユニットの山口陽子URAと小野英理URAがハイデルベルク大学を訪問、若手研究者育成プログラムに関して意見交換を行いました。

 

まず最初にキャリアセンターのKatrin Peerenboomさんから、ポスドクの自己研鑽プログラムについてお話を伺いました。同プログラムはドイツの研究力強化に関わる国家プロジェクトExcellence Initiativeの一環として行われているもので、研究者の分野にこだわらずに学際的にアカデミックなスキルをつけることを目的に行われています。“Towards a Professorship(教授職に向けて)”というマネジメントプログラムによって運営され、個別コーチングやキャリアトークなども実施されています。

 

その後、Sita SchaneさんとAnke Röselさんに博士課程までの学生向けプログラムについてヒアリングを行いました。ティーチング・ラーニングセンターでは、ライティングやワークライフバランスを含む時間のマネジメント方法、ティーチングなどに関するスキルを上げるためのコースを提供しています。また、グラデュエート・アカデミーでは博士学生のための奨学金や特別なコースの紹介もしています。

さらに、ハイデルベルク大学のあるバーデン・ヴュッテンブルク州が教員の教育スキル向上のために行っているコースもこちらで提供しているそうです。

 

山口URA、小野URAと共に次世代研究者育成のためのプログラムの重要性を再確認し山口URAは「日独の文化的な違いはあるものの、このようにケーススタディーの事例を交換することは、

相互の学術活動の進歩に相応の意味がある」と感想を述べていました。■


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