第7回日独ジョイントレクチャー開催報告「21世紀における教育の問題とは:教育の質を学校の表層と深層から考える」


2018年2月6日に、第7回 日独ジョイントレクチャー「21世紀における教育の問題とは:教育の質を学校の表層と深層から考える」を開催しました。
本レクチャーではハイデルベルク大学教育学部のスリヴカ教授が、イノベーティブな学習環境の「深層構造」を強化する必要性とそのあり方について、学術的な背景やニュージーランドと日本の小学校の視察を通じて得た知見を交えて発表しました。

コメンテーターに迎えた京都大学教育学研究科の石井准教授は、日本の教育現場を自律的に支えてきた「授業研究」という教師たちによる実践研究の役割を解説。
多様化が進むドイツの教育現場に日本の授業研究を取り入れるアイディアや、その際の課題について、会場も交えて議論が盛り上がりました。

また今回は京都で開催する日独ジョイントレクチャー初の試みとして、ハイデルベルク大学に留学していた本学人間・環境学研究科博士後期課程の木村英莉子さんによる日独逐次通訳を実施しました。
ハイデルベルク大学京都オフィスと京都大学欧州拠点は、今後も研究者交流に加えて、このような学生参加の機会を作っていきたいと考えています。

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Sliwka先生による講演 石井先生によるコメント 学生からの質疑応答の様子

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