国際会議「Challenges in Data Science」の開催を支援しました(イタリア・マテッラ 7/8-7/10)


 京都大学(代表:情報学研究科佐藤彰洋助教)は、トリノ工科大学(代表:Anna Carbone教授)との共催により、7月8日~10日にかけて、イタリアの世界遺産都市マテッラにおいて国際会議「Challenges in Data Science」を開催しました。世界各国から約50人の研究者が集う本会議では、データサイエンス分野における様々な挑戦を各研究者が発表し、同分野の研究の未来に向けた活発な意見交換が行われました。会場は世界遺産であるSASSI(サッシ)地区にある洞窟会場「CASA CAVA(カサ カヴァ)」において開催されました。

 会議初日の開会式においては、トリノ工科大学よりAnna Carbone教授、開催地を代表しバシリカータ州議会よりLuca Brair議員、マテーラ市よりRaffaello De Ruggieri市長、バシリカータ大学よりMichaele Perniola 副学長に並び、本学の欧州拠点が主催者を代表して列席し、開催の挨拶を述べた後、本学の紹介、とりわけイタリアとの連携状況および情報学研究の動向について発表を行いました。国連世界観光機関(UNWTO、情報学研究科が賛助加盟)との連携を牽引、世界のデータサイエンス研究の第一線で活躍する佐藤助教は、「Evaluation platform for Sustainability of Global System」(持続的な地球環境のための評価基盤)というテーマにおいて発表しました。

 イタリアは、日本との研究者交流の面では、欧州においてイギリス、ドイツ、フランスに次いで交流が盛んな重要なパートナーです。一方、本学とイタリアの大学等機関との全学の交流協定、学生の交換留学の機会は以外にも少ないのが現状です。本会議の成功を契機に、データサイエンス分野を軸とした持続的な日伊交流を本学が牽引してゆくことが期待されます。

 

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マテッラ市旧市街(世界遺産)

会議会場「Casa Cava」(洞窟住居)

欧州拠点による開会挨拶および京大紹介

佐藤彰浩助教による研究発表

 

 


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