高橋淑子理事補がハイデルベルク大学の副学長らと面談 (9/22・ハイデルベルク)


9月22日 高橋淑子理事補がハイデルベルク大学を訪問し、Heermann副学長(国際担当)とHashmi副学長(研究担当)と意見交換を行いました。
お二人とも現役の研究者として学生の指導や自身の研究をしながら、大学の運営にも当たられています。ドイツと日本の大学システムの違いから、伝統的な学問を守りつつ、学際融合的な研究をどのように促進していくか、また、日本における人文社会学研究にドイツがどのように関わっていけるのか、という話題から、今後ハイデルベルク大学と本学との連携を更に強化していくための研究、教育の相互交流の可能性について活発な意見交換が行われました。
その後、Im Neuenheimer Feldキャンパスにある生命科学研究センター(Centre for Organismal Studies, COS)に移動し、高橋教授の専門分野にあたる発生生物学のJochen Wittbrodt教授とIngrid Lohmann教授の研究室を訪れました。Wittbrodt教授からは、企業の寄付で実現した高校生向けのセミナーが10回を数え、自身の研究および、研究室の若手にとっても大いに刺激になっている、ドイツでは富裕層による大学への寄付も多く見られ、寄付者はこれまでの社会への恩返しという意識で行われることがほとんどである、といった興味深い話を伺うことができました。
また、HOX遺伝子を研究するLohmann教授の研究報告では、地道な研究成果に対して、鋭い質問やコメントを、思わず立ち上がって議論されるなど、高橋先生の研究に向かう熱い思いを垣間見ることができました。


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