欧州の研究支援者団体EARMAの第25回年次総会に参加（ボローニャ・3月27～29日）

2019年3月27〜29日にイタリア・ボローニャで開催された研究支援者団体 European Association for Research Managers and Administrators（EARMA）第25回年次大会に、京都大学欧州拠点・学術研究支援室（KURA）のスタッフ４名が参加しました。

第25回大会は、2021年から開始される 欧州の学術Horizon Europeのフレームワーク、英国のEU脱退（BREXIT）にともなう学術界への影響と対応といった欧州全体の課題に関する基調パネルをはじめ、プレアワード、URAの人材育成、IR、広報、グラントライティング研修など様々なセッションが実施されました。

欧州拠点・KURAは、日欧の学術連携推進にむけたネットワーク強化を目指し、ロッテルダム・エラスムス大学、アムステルダム大学、フランス政治学院、コズミンスキー大学（ポーランド）、日本国内の連携大学（広島大学、大阪大学、神戸大学、早稲田大学）と共同でパネルディスカッション「RE-CONNECTING SOCIAL SCIENCES WITH SOCIETY: THE ROLE OF RMA’S」企画しました。セッションには約50人の聴講者があり、日本のSoceity 5.0等の政府の施策をふまえつつ、社会課題解決にむけた人文社会学の役割とURAによる支援の課題について、活発な意見交換を実施しました。

また本大会会場には、2020 年にアジアで初めて開催が予定される 「 INORMS （ International Network of Research Management Societies）2020」（ 5 月、広島）の宣伝ブースが設置されました。欧州拠点もそのプロモーション協力の一環として、当イベントと合わせて京都大学や欧州拠点の紹介を行い、100名を超えるブース来訪がありました。

EARMA2019会議場

セッションの様子