「EAIE 2019 HELSINKI」に参加しました(9/24-27・フィンランド)


 9月24日から27日にかけて、欧州の国際教育交流団体European Association for International Education(通称EAIE)が主催する年次大会が、フィンランドの首都ヘルシンキで開催され、欧州拠点員も、本学の学生交流コーディネーターと北米拠点所長とともに全日程参加しました。

 今年のEAIEには、世界65カ国から約6200名が集いました。多様なセッションやワークショップ、パネルディスカッション等をはじめとした交流イベントが行われ、大学の国際化にあたって立ちはだかる様々な課題をテ-マに、会場の至るところで活発に議論が行われました。会場内の「Study in ○○」と題した各国のブースには、その国の特色が一目でわかるような国旗カラ-をあしらったデザインがずらりと並び、大変賑やかな雰囲気でした。

 本学は、欧州17大学、北米4大学、南米1大学、計10カ国以上の大学の国際関係担当者と面談を行い、新たな学生交流協定締結の可能性の模索や、締結後のフォロ-アップに関する意見交換、そして互いに派遣し、受け入れた学生たちの様子等について情報交換を行いました。今回の面談を経て、新たな学生交流も続々と始まろうとしていますので、ご期待ください。また今回は京都と北米拠点と欧州拠点からの参加となったため、学生交流における京都と海外拠点の連携等について意見を交わしつつ、各国の教育動向についても情報を交換することができました。面談の合間を縫って他国のブースを見学していると、過去に出会った方々にも思いがけず再会して、旧交を温めることもでき、有意義な1週間となりました。

 欧州拠点から毎年参加しているこの大会、今年は9月とは思えぬ寒さ(最低気温はほぼ0℃!)のヘルシンキでの開催でしたが、フィンランド語とスウェ-デン語が併記されている標識や、日本でもお馴染みのブランドやキャラクタ-などに出会い、北欧の歴史と文化にも数多く触れることができました。

次回、2020年のEAIEはスペインのバルセロナで開催されます。

会場内で熱心に意見を交わす参加者

Study in Japan内の京都大学ブ-ス


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