HeKKSaGOn x L-INSIGHT スピンオフプログラムのセミナー”Approaches in Environmental and Wildlife Conservation”が対面で開催されました


さる11月2日に”Approaches in Environmental and Wildlife Conservation”と題したセミナーがハイデルベルク大学で開催されました。

これは2021年11月23日にHeKKSaGOn(日独6大学アライアンス)「世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム(L-INSIGHT)」(文部科学省プログラム)が連携して実施したオンラインイベント“Five Dialogues for Future Research and Science with Early Career Researchers”を経て、研究者同士の対面でのセミナーがドイツで実現したものです。欧州拠点はハイデルベルク大学と会場の設営や当日の運営を支援、冒頭で挨拶を行いました。

参加したのはL-INSIGHTプログラムでドイツへの渡航が実現したフェローの本郷峻特定研究員(アフリカ地域研究資料センター)、昨年のオンラインイベントに参加して下さったマックス・プランク研究所のヒャルマー・キュール博士、カールスルーエ工科大学のヨッヘン・ミュラー博士、そしてハイデルベルク大学のカタリーナ・ブロッツマン博士がホスト役を務めてくださいました。

それぞれ研究の専門分野は異なるものの、「環境保全」という共通課題に対する各々の研究の視点や方法論の違いについて活発な議論が行われ、参加者から「時間が足りない。何時間でも議論を続けられた」といった声が聞かれました。また、本郷フェローは、同じ研究分野であれば国際学会などで会う機会があるが、分野横断的にこのようなネットワークが広がるのは非常に意味がある、とのコメントを寄せてくださいました。

渡航が復活し、あらためてオンラインとは違う対面交流の重要性が再確認される中、欧州拠点もそのサポートを本格化させていきたいと考えています。


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