第二回HeKKSaGOn x L-INSIGHTプログラム”Seven Dialogues for Future Research and Science with Early Career Researchers”が開催されました。


さる、2022年12月2日に第二回HeKKSaGOn x L-INSIGHTプログラム”Seven Dialogues for Future Research and Science with Early Career Researchers”がオンラインで開催されました。これは、京都大学の若手研究者である7名のL-INSIGHTフェローが超領域的な課題を設定し、ドイツの研究者とそれぞれのテーマで「ダイアローグ」を行うもので、昨年に続き日独6大学アライアンスのHeKKSaGOnのプラットフォームを活用して企画されました。

欧州拠点はハイデルベルク大学、カールスルーエ工科大学、ゲッティンゲン大学の各コーディネータとL-INSIGHTプログラムの担当者を繋いでオンラインミーティングを重ね、昨年の経験も踏まえながらコンセプトの理解に努めるなど、ドイツ側の取りまとめの役を担いました(詳細のプログラム等はこちら)。若手研究者が掲げる問いを専門的かつ分野横断的に議論するにはどうすればいいかについて検討を重ねる過程も非常に興味深く、リエゾンオフィスの役割の重要性を認識する機会にもなりました。

そして今回は、HeKKSaGOnのコア3大学に加えて、欧州拠点が構築してきたネットワークを利用してドイツがん研究センター(DKFZ)、シャリテ医科大学、ハンブルク大学、マックスプランク研究所などドイツの11の機関から40名が登壇して活発なダイアローグが行われることとなりました。また、聴講者も含めると実に25機関から90名の登録があり、その関心の高さが伺えました。

7つのダイアローグにおける議論と各々のラップアップの後、ハイデルベルク大学、ゲッティンゲン大学などのシニア研究者からのコメントがあり、本学からは河野泰之副学長(国際戦略担当)が「我々が生きる現実世界は領域横断的であり、領域横断は単独領域ではできないことを可能にする」と述べて、このような試みを鼓舞してくださり、若手研究者たちにとっても大いに励みになったことと思います。

既に2023年のドイツ訪問に向けて話し合いが進められているグループもあり、欧州拠点はそれら支援を行うとともに、次回のプログラム開催に向けてより一層、リエゾンオフィスとしての役割を果たしていきたいと思っています。■

第二回HeKKSaGOn x L-INSIGHTプログラム”Seven Dialogues for Future Research and Science with Early Career Researchers” 2022年12月2日

 

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