シンポジウム「5th Congress of Asian & the Pacific studies 2015」(INALCO, Paris)に参加しました(2015年9月9日~11日)


本シンポジウムは三年毎に開催される、欧州におけるアジア学研究の国際会議で、世界中から数百人の研究者が参加します。パリのINALCO(国立東洋言語文化大学)で開催された第5回シンポジウムでは、19の大テーマ(教育、歴史、政治、芸術、社会、法律、宗教、など)に沿った研究発表・討議のセッションが開催されました。

本学からは、パリのEHESS(フランス社会科学高等教育院)に研究滞在中の落合恵美子教授(文学研究科)が講演を務められ、アジアにおける女性学研究をテーマに、長年の調査から導かれた解釈に多くの注目が集められました。本学と学術交流協定を締結(2015年5月)したEHESSのSebastian Lechevalier准教授が、本シンポジウムの共同主催を務めていることも、本学にとって非常に縁が深い一面です。

また、INALCOは17世紀後半に、ルイ14世の財務総監を務めていたコルベールによって、フランスにおける外交の威信を高めるための外国語学校として設立された歴史ある大学です。このようなシンポジウムを機に、今後の日仏のアジア学研究のさらなる深化と拡大が期待されます。

「5th Congress of Asian & the Pacific studies 2015」シンポジウムウェブサイト: http://congresasie2015.sciencesconf.org/
 
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