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さる11月8日、戦略的パートナーシップの協定締結から３周年が経過したことを記念して
”Kyoto-Vienna Anniversary Ceremony 2022”がオンラインで開催されました。
本イベントに先立ち、湊長博総長、稲垣恭子国際担当理事、河野泰之国際戦略担当副学長と、
ウィーン大学のセバスチャン・シュッツェ学長、マヌエラ・バッカリーニ研究・国際担当
副学長らがクローズドで面談。
コロナ禍での国際交流の状況や現下の大学の様子、今後の見通しなど情報交換が行われました。
法学、認知生物学、アジア学、美術史などを核に始まったウィーン大学との戦略的パートナーシップは、
プロジェクト公募を経て新しい分野への展開や既存分野の世代交代なども進みつつあります。
次の3年で本学が戦略的パートナーシップに期待する分野横断的な新しい研究創成や２大学間に
とどまらないマルチラテラルなパートナーシップを探るなど、欧州拠点もその支援に努めていきます。
https://www.oc.kyoto-u.ac.jp/agreement/sp-news/20221118_1504/
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今月の目次
1. 欧州拠点Now!
2. 国際共同研究のための資金公募情報
3. 若手研究者のための情報
4. 短期留学プログラム（語学研修・異文化交流）の公募情報
5. その他のイベント情報
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1. 欧州拠点Now!
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今年度の後半に入って学生や研究者の渡航がさらに活発になっているようで、欧州拠点も
久しぶりに来客が増えて賑わってきました。
欧州拠点も申請支援したアーヘン工科大学の６ヶ月の研究滞在資金を得た博士課程学生が
ご自身の研究調査のあいまに立ち寄ってくれたり、欧州拠点も開催協力した昨年のオンライン
イベントを経てハイデルベルク大学の若手研究者と対面のワークショップのために来られたり、
あるいは欧州拠点の重点活動の一つである戦略的パートナーの資金でチューリヒ大学から
ハイデルベルクに足を伸ばされたり。
そのような皆さんと一緒に拠点の小さなテーブルを囲んでこちらでの生活の様子を聞くのは
とても楽しく、また新たな気づきにもつながります。さらに、実際に欧州に来て周囲の学生や
研究者と触れ合うことでご自身の将来について思いを巡らす様子に、我々のこれからの支援の
ヒントがあるのではないかと一緒に考えを巡らすこともしばしばです。
欧州拠点は美味しいお茶を淹れて、皆さまのお越しをお待ちしています。
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2. 国際共同研究のための資金公募情報
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海外のファンド情報をお探しの方はこちら↓
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/support/minkan/kaigaisearch/
■ バイオエコノミー・インターナショナル2022（ドイツ連邦教育研究省、BMBF）
・ 締 切：2022年12月14日
・ 申請資格：日独のプロジェクトも応募対象。
国際コンソーシアム（少なくともドイツと、ヨーロッパ以外の国のパートナーを1つずつ含むこと）を形成するドイツ側に資金提供。
・ 募集分野：バイオエコノミーに関する生物学的な研究からその応用・適用研究など。
・ 概 要：https://www.bioeconomy-international.de/call2022
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3. 若手研究者のための情報
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■ インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL) 及びKU Leuven（ルーヴェン大学）研究留学支援プログラム（JSPS海外特別研究員）
・ 応募締切：いずれも2022年12月16日
・ 対象者 ：京都大学の博士課程後期3回生以上の方、ポスドクで博士の学位取得後5年未満の方（2024年4月1日時点）
・ 概 要：
京都大学欧州拠点は海外で研究経験を積みたいと志す若手研究者の自発的な挑戦を積極的に後押ししています。
その一環として、Grantham Institute-Imperial College London（https://www.imperial.ac.uk/grantham/)に加えて、
ベルギーのルーヴェン大学の協力を得て、「JSPS海外特別研究員」制度を活用して、各々の機関に長期間滞在し、
研究に専念する事を自ら志向する京都大学所属の若手研究者に対して支援を行います。
具体的な支援内容は以下の通り。
- 京都大学欧州拠点所長名で申請者に対して「推薦状」作成
- 京都大学欧州拠点所スタッフ※が計画書作成へのアドバイス支援
- 京都大学欧州拠点所スタッフ※が必要に応じて受入れ先と交渉支援
※欧州拠点スタッフ（拠点所長、リサーチ・アドミニストレーター(URA）、現地スタッフ）
詳細＆申込：
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdR9jz-dT5oExVFN6URCNSLiM9aubSMGKFa_vT8bc7cxMvbVA/viewform（Grantham Institute）
https://www.oc.kyoto-u.ac.jp/overseas-centers/eu/news/20221116_12682/ (KU Leuven)
■ DKMS John Hansen Research Grant
・ 応募締切：2022年12月2日
・ 申請資格：本助成金の募集開始日から起算して10年前までに募集分野に関連する博士号（PhD, MD, またはそれらに相当するもの）を取得した研究者
・ 募集分野：造血幹細胞移植または血液疾患に対する細胞治療に関する研究
・ 助成期間：3年間
・ 助成金額：最大80,000ユーロ/年間
・ 概 要：https://professional.dkms.org/research-publications/research-grant
■ アーヘン工科大学 Käte Hamburger Kolleg, Aachen (Germany): Cultures of Research
・ 応募締切：2022年12月31日
・ 対象者 ：人文科学、社会科学、自然科学、生命科学、芸術、美術史、科学ジャーナリズムの研究者
・ 支援内容：応募者の職業経験レベルに見合った助成金
・ 助成期間：2023年10月から最長12か月間
・ 概 要：https://khk.rwth-aachen.de/calls/
■ アーヘン工科大学 Advanced Research Opportunities Program (AROP)
・ 応募締切：2023年3月31日以降、半年に1回
・ 対象者 ：博士課程学生、ポスドク
・ 支援内容：渡航費支援1,000ユーロ、月額の助成額1,800ユーロ（６ヶ月まで）、ドイツ語及び異文化研修
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4. 短期留学プログラム（語学研修・異文化交流）の公募情報
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学内限定のKULASISページに短期プログラムに関する情報等が掲載されています。
https://www.k.kyoto-u.ac.jp/internal/information_detail?no=4049（学内限定）
■ KU Leuvenウィンタースクール（オンライン）
・ 開催期間：2023年1月23日（月）～2月3日（金）
・ プログラム：Global Challenges for Our Sustainable Future. A Social Sciences and Humanities Approach
・ 締 切：2023年1月8日（日）
・ 受講費： 500ユーロ（本学学生の受講費減免有）
・ 詳 細：https://www.kuleuven.be/global/going-abroad/incoming-student-mobility/winterschool/index
■ シェフィールド大学短期コース（オンライン）
・ 開催期間：2023年5月15日（月）～5月25日（木）
・ プログラム：Advanced Simulation Methods
・ 締 切：2023年5月15日
・ 対象者： 医療経済モデリングに関する基本的な知識者
・ 受講費：599ポンド
・ 備 考：このコースは、ライブセッションと録音された教材、そしてセッションの合間に行う演習を組み合わせて行われます。
・ 詳細：https://www.sheffield.ac.uk/scharr/modules/online-advanced-simulation-methods
その他、学内限定のKULASISページにも短期プログラムに関する情報等が掲載されています。
https://www.k.kyoto-u.ac.jp/internal/information_detail?no=4049（学内限定）
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5. その他のイベント情報
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■ 第18回 日独ジョイントレクチャー（ハイブリッド）
・ タイトル：キュリオシティ・ドリヴンの基礎科学、イノベーションと知識移転～金属イオンを用いた化学を例にして～
・ 講 師：ハイデルベルク大学 Peter Comba 教授
・ 解 説：京都大学 北川 進 特別教授・北川 宏 教授
・ 開催日時：2022年12月13日（火）18:30-20:00 (JST/日本時間)
・ 場 所：京都大学吉田国際交流会館南講義室 5（B1階）または オンライン
・ 申 込：info@huok.uni-heidelberg.de（12月12日締め切り）
■ H.E. Eva Nguyen Binh アンスティチュ・フランセ理事長講演会
・ タイトル：「文化と政策：イマジネーション、クリエーション、アクション」
・ 開催日時：2022年12月14日（水）17:00-18:30
・ 場所：百周年時計台記念館2階国際交流ホール
■ ボローニャ大学シンポジウム（オンライン）
・ 開催日：2022年12月7日（水）16:00 (CET)
・ プログラム：Transposable Elements in Human Brain Evolution and Diseases
・ 締 切：2022年12月4日（月）
・ 参加費：無料
・ 詳 細：https://transposableelementsbrain.wordpress.com/
■ 欧州分子生物学研究所シンポジウム（ハイブリッド）
・ 開催期間：2023年5月8日（月）～5月11日（金）
・ プログラム：The Cellular Mechanics of Symbiosis
・ 締 切 ：オンサイト参加：2023年1月15日（日）| オンライン参加：2023年3月1日（水）
・ 参加費： オンサイト：600ユーロ（博士課程学生）700ユーロ（研究者）|オンライン：125ユーロ（博士課程学生）175ユーロ（研究者）
・ 詳 細：https://www.embl.org/about/info/course-and-conference-office/events/ees23-01/
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■ 新型コロナウイルス感染症への対応について
日本学生支援機構（JASSO）が新型コロナウイルスの対応に関する情報を随時、更新しています。
https://ryugaku.jasso.go.jp/link/link_safety/
■ 海外留学支援サイト
・運 営：日本学生支援機構（JASSO）
・詳 細：https://ryugaku.jasso.go.jp/
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京都大学欧州拠点
拠点所長：横山 美夏
スタッフ＠ハイデルベルク：神野 智世子、ベアンド・キルヒナ
スタッフ＠京都：園部 太郎、鮎川 慧
Address：Augustinergasse 2, 69117 Heidelberg
Tel：(+49) (0)6221 54 30034
Email：info_eu@oc.kyoto-u.ac.jp
[WEB] https://www.oc.kyoto-u.ac.jp/overseas-centers/eu/
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