KU-UNIVIE Strategic Partnership Event 大学発・未来社会のデザイン
開催日:
基本情報
標記の件について、京都大学においてウィーン大学との学術交流イベントを開催します。
参加を希望される方は、以下登録申込フォームより、参加登録をお願いいたします。
開催日
2025年5月29日(木)16時~17時45分
場所
京都大学医学部構内芝蘭会館(山内ホール)
(対面のみ)
対象
京都大学の教職員・学生
使用言語
英語
参加費
無料
定員
80名
登録フォーム
→申込みを締め切りました。
問い合わせ先
国際交流室国際交流推進掛
E-mail: ipromo*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
趣旨
大阪・関西万博“いのち輝く未来社会のデザイン”を記念し、戦略的パートナーシップ校であるウィーン大学と共同で、未来社会に関する講演会を開催します。
基調講演として、ウィーン大学からはBarbara Prainsack教授が、イノベーションと公共の価値を両立させる倫理的なAIガバナンスの基盤について、本学からは児玉聡教授が、科学技術の二面性と倫理の役割についてお話しします。
プログラム
5月29日
Time (CEST) | Session |
---|---|
16:00 – 16:20 | 開会挨拶 ・京都大学 湊 長博 総長 ・ウィーン大学 Sebastian SCHUETZE 学長 |
16:20 – 17:00 | 基調講演・質疑応答 Making Artificial Intelligence “Ethical”: What is data solidarity, and why do we need it? ・ウィーン大学 Barbara Prainsack 教授(社会科学部 政治科学科) |
17:00 – 17:40 | 基調講演・質疑応答 科学技術の二面性と倫理の役割 ・京都大学 児玉 聡 教授(文学研究科) |
17:40 – 17:45 | 閉会挨拶 ・京都大学 横山 美夏 教授(理事補・欧州拠点所長) |
開催報告
ウィーン大学との共同学術交流イベント「KU-UNIVIE Strategic Partnership Event 大学発・未来社会のデザイン」を開催しました。(2025年5月29日・於 京都大学)
京都大学はウィーン大学(University of Vienna)との共催で「KU-UNIVIE Strategic Partnership Event 大学発・未来社会のデザイン」と題して、ウィーン大学との共同学術交流イベントを京都大学にて開催しました。両大学は1993年に大学間学術交流協定を締結し、2019年10月に両学長のリーダーシップのもとで戦略的パートナーシップ協定を締結しました。以後、両大学は、戦略的パートナーとして、分野横断的な研究連携の展開、新しい学術分野での共同研究開拓、若手研究者の派遣の促進などの連携を行っています。
今回、ウィーン大学による大阪・関西万博2025への出展・訪日を契機として、本イベントの開催が実現しました。
万博のメインテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に大学がどのように貢献できるかを考える機会とするとともに、両大学の研究交流をさらに促進することを目指して開催され、両大学の共同研究者を含む45名が参加しました。
当日は、湊長博総長及びウィーン大学のSebastian Schütze学長の挨拶で開幕しました。続く基調講演では、ウィーン大学のBarbara Prainsack教授(Department of Political Science, Faculty of Social Sciences)が、データ連帯をキーワードとして、イノベーションと公共の価値を両立させる倫理的なAIガバナンスについて、また、本学の児玉聡教授(文学研究科)が、科学技術の二面性と倫理の役割について話されました。
最後に、横山美夏理事補(国際交流担当)・欧州拠点所長による閉会の挨拶があり、盛況のうちに本イベントは幕を閉じました。
湊総長とウィーン大学のSchütze学長による開会挨拶の様子
ウィーン大学のPrainsack教授と児玉教授による基調講演の様子
横山 美夏 理事補(国際交流担当)・欧州拠点所長による閉会挨拶及び両大学執行部
集合写真