活動紹介・若手研究者レポート
【イベント】第4回 若手研究者の国際研究交流から世界のサイエンス動向を知るセミナー
「タイにおける巨大淡水魚の生態研究〜水産資源を守り、人々の暮らしを支えるために〜」
日時:2022年10月7日(金)17:00~18:30
場所:Zoom による聴講(事前登録制)

 

第4回 若手研究者の国際研究交流から世界のサイエンス動向を知るセミナー

「タイにおける巨大淡水魚の生態研究~水産資源を守り、人々の暮らしを支えるために~

主 催 :  大阪国際サイエンスクラブ

日 時 : 2022年10月7日(金)17:00~18:30 

場 所 : Zoom による聴講のみ

 

第 4回 若手研究者の国際研究交流から世界のサイエンス動向を知るセミナー
イにおける巨大淡水魚の生態研究~水産資源を守り、人々の暮らしを支えるために~

 

SDGs 17の目標で「海や陸の豊かさを守る」ことが掲げられたように、「資源の持続可能な管理」は世界中の人々が取り組むべき課題として認識されています。東南アジアを流れるメコン川は、世界でも有数の巨大淡水魚の生息地でもあります。メコン川の巨大淡水魚は、タイなどのメコン川流域国で、人々の貴重なタンパク源として古くから利用され、暮らしと密接に関わってきました。しかし、乱獲や河川開発の影響を受けて、巨大淡水魚の数は激減しています。
種の保全と食料供給の両立を目指すものの、基礎的な生態が明らかになっていないことが、巨大淡水魚の資源管理において障壁となっています。今回ご講演頂く目戸さんは、タイで巨大淡水魚2種(メコンオオナマズとカイヤン)の生態を調べること、ならびに魚類の生態研究の普及を目標に、ご研究に取り組んでこられました。
今回の講演では、ご自身の研究内容だけでなく、留学中のエピソードを交えながら、タイ国の水産業や研究環境についてもご紹介して頂きます。
なお、新型コロナの感染状況を鑑み、オンラインでの講演会とさせて頂きます。皆様のご参加をお待ちしています。

日時

2022 年 10月 7 日(金)17:00~18:30

場所

Zoom によるオンライン講演

講師

目戸 綾乃 様(京都大学大学院情報学研究科 博士後期課程3年)

テーマ

「タイにおける巨大淡水魚の生態研究〜水産資源を守り、人々の暮らしを支えるために〜」

詳細・申込方法

https://www.isco.gr.jp/pdf/gyoji-wakatekenkyusya4.pdf

申込方法:上記リンク先の申込書欄に必要事項をご記入の上、e-mail または FAX でお申し込み下さい。

講師の紹介

目戸 綾乃 (メド アヤノ)

メコンオオナマズの研究に憧れ、2018 年に京都大学へ入学。
以降、タイをフィールドに大型のナマズ(メコンオオナマズとカイヤン)の生態研究に取り組む。
2022 年には日本学術振興会の支援を受けて、半年間のタイ留学を経験。
タイ原子力研究所、カセサート大学、タイ国水産局の協力を得て、フィールドワークや分析を進めている。
タイでナマズの研究に取り組む傍ら、日本国内ではスズキやニホンウナギの生態研究にも携わっている。