ウィーン大学 派遣者向け情報:Q&A(過去の派遣者からの情報提供)

本事業は終了しました。

Q. ウィーン大学からの滞在費はどのように支払われたか?

A. 手渡し。滞在期間も半ばを過ぎて、受け入れ先の教授から大学本部のこれこれの部屋に行って手続きをするようにと指示され、その通りにやり、全額現金で受領した。

平成13年度1ヶ月派遣者)

A. 所定の窓口に受け取りに行くと、現金で支払われた。支払い可能になった時点で大学の担当部署から所属研究部門の教官に連絡のメールが来た。そのメールに従い、窓口の開いている時間に、ヴォティーフ教会の近くのウィーン大学本部の一階にある出納課のようなところに、念のためメールのコピーや担当教官の滞在承諾のメールのプリント等を持参して、研究室の院生と一緒に行き、受け取りの書類に必要事項記入の上サインをした。出発が当初の予定よりも延びたので、到着した時には既に受けとり可能との連絡が来ていた。

平成13年度1ヶ月派遣者)

Q. ウィーンでの住居探しはどうしたか?

A. 住居については、国際交流会館のような施設を期待していたが、そのような施設はないという事だった。受け入れ先からウィーン市内のアパートに関するホームページを紹介され、そこから自分で適当な住居を探した。交渉は事前にメール(英語)で行い、現地に行って実際の様子を確認した上で、契約書にサインした。受け入れ先によっては、向こうで適当な候補を探してくれるかもしれないが、いずれにせよ現地に行ってから探し始めては、時間がもったいない。交渉の際には、条件はなるべく具体的に相手に伝える事、研究室までの交通の便は確認しておいた方が良い。

平成13年度1ヶ月派遣者)

A. 尋ねた限りでは、ウィーン大学には学外者向けの滞在の施設はない。日本から取り敢えず最初の4泊普通のホテルを予約し、可能性のある短期貸しアパートの目星をインターネット等で調べておき、現地に着いた翌日に住居探しをした。日本から決めて行くことができればラクかも知れないが、やはり周囲の雰囲気や交通・買い物の便などは行ってみないと判らない。ずっとホテル暮らしも不可能では無いと思うが、毎日外食する事にもなり非常に割高だ。以下は、ホテル・アパート探しに役立ったアドレス。

またウィーン市のツーリストインフォメーションセンターでは、ホテルや短期滞在用のアパートが、場所と値段を含めて判りやすくまとめられている地図を見ながら相談にのってもらえる。夏の間は非常に安い寮のようなところが解放されるそうだ。あちこち見て回った末に、上記の最後に挙げたアドレスにあるアパートの部屋を見せて貰い、値段と期間の交渉をしてそこに決めた。簡単な食器類のあるキッチンや冷蔵庫・テレビ・電話完備、2ベッド、シャワーのみ(バスタブ無し)、掃除・ベッドメイク込みで一泊当り40ユーロ弱。時間を掛けて探せばもっと安くて良いところもあるかも知れないが、シンプルで清潔、オーナーも親日的で気持ちよく過ごせた。少し市の中心から離れており、活気に溢れるとは言えない区域だが、ウィーン大学にも市電で一本なので便利。

平成11年度派遣者)

Q. 日本で用意してウィーンに持参した方が良い書類等があったか?

A. 基本的にはパスポート以外の書類が必要となる事はなかった。車の運転がしたい場合は、国際免許証が必要だが、ウィーン市内はトラムやバスといった公共交通機関が発達しており、一ヶ月程度であれば車の必要性は感じなかった。

平成13年度1ヶ月派遣者)

Q. その他、手続き上のことや生活等に関しての注意点等は?

A. 日本から、小包(生活用品)を受け入れ教授気付けで送ったにも関わらず、郵便局留めとなっており、自分で取りに行った。その際、窓口では英語が通じるだろうと思い、一人で行ったが、ドイツ語しか通じず、受け取るまで苦労した。特に大学外での手続き事には現地の人について来てもらった方が無難。 治安は比較的良好。夜は人通りの少ない場所は避ける、観光地や乗り物ではスリや置き引きに気を付けるといった基本的な注意事項を守れば大丈夫だろう。

現金をあまり多く持ち歩くのは好ましくないので、クレジットカードは重宝した。トラベラーズチェックは使い勝手が悪いようだ。シティバンクに口座を持っていると、駅や繁華街にあるATMで現金が引き出せ、いざというとき重宝する。クレジットカードでも同様に引き出せるが、相当額の手数料が取られる。 市内各所に小規模なスーパーが点在しており、食料品や日用品に事欠く事はないが、営業時間が日本に比べ短いのは要注意。特に日曜は駅や空港といった特別なところしか、営業していない。

平成13年度1ヶ月派遣者)

A. 特に滞在と研究の為に事務上面倒な手続きはなかった。ウィーン大学のうち、ウィーンバイオセンターは大学本部から離れているので、そちらに行かれる方は住居の選定等に注意が必要。ウィーンは比較的安全(地下鉄もバスも市電も全く問題なし)で英語も通じやすく、たいていの日用品は購入可能。生活上ほとんど困難を感じなかった。もちろん、余り遅くに危ないところには行かない方が良いが。ユダヤ教やイスラム教の教会、ユダヤ人街、ユダヤ人虐殺のメモリアルの場所・記念碑等が市内に点在しており、以前テロのあったところもあり、知らずに不用意に近づく事のないよう、それらの場所を把握しておく事を勧める。

平成13年度1ヶ月派遣者)

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