湊長博総長が第9回HeKKSaGOn(日独6大学ネットワーク)学長会議に参加しました。(2023年9月21日、22日)

第9回HeKKSaGOn(日独6大学ネットワーク)学長会議が、ゲッティンゲン大学で2日間開催され、本学からは湊 長博 総長や横山 美夏 理事補・欧州拠点所長らが参加しました。今回のテーマは、「What Opportunities and Challenges does Artificial Intelligence offer to the Higher Education Sector?」で、日独から約120名の参加者が集まりました。HeKKSaGOn学長会議は2年に1回開催されており、今回の学長会議ではコロナ禍を乗り越えた今後の活動における重点分野や学長会議の在り方だけでなく、AIが普及する中で大学が担うべき役割について話し合われました。

初日は、Metin Tolan ゲッティンゲン大学学長からの歓迎の挨拶で開幕し、柳 秀直 在ドイツ日本国大使館 特命全権大使、林 正彦 JSPSボンセンター長、ドイツ学術交流会のHolger Finken氏による挨拶が続きました。その後、学長・副学長が各大学のHeKKSaGOnやAIにかかる取り組みについて発表及びパネルディスカッションを行いました。

また、2日間を通して、6大学の学長・副学長らによる学長会議と各研究ワーキンググループによる会議が並行して行われました。学長会議では HeKKSaGOnにおける今後の展望や2024年に実施予定のワーキンググループの公募について、学長・副学長間で活発な議論が交わされ、結果は共同声明書としてまとめられました。2日目には、各研究ワーキンググループからの発表と学長会議についての報告を含む全体会合があり、最後に共同声明の調印式が執り行われました。

2020年から始まったコロナ禍により、2021年に実施された前回の学長会議はオンラインであったため、今回の学長会議は約4年ぶりに対面で実施され盛況に終わりました。
次回の学長会議は、2025年に大阪大学で開催される予定です。

 

Photos taken by University of Göttingen / Photographer Peter Heller

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