形態教育を支える 京都大学 高精細デジタル寄生虫標本データベース のご案内

京都大学において、寄生虫感染症診断に不可欠な形態学的知識の実践的かつ効率的な学習を支援する高精細デジタル寄生虫標本データベースが構築されました。本データベースは、教育目的において無償でご利用いただけます。

 

標本は Whole Slide Imaging(WSI)により高解像度でデジタル化され、検索可能な構造化プラットフォームとして整備されています。バーチャルスライド形式のため、時間や場所を問わずアクセスでき、同一標本を複数の利用者が同時に観察することが可能です。直感的な操作により、低倍率から高倍率まで滑らかに拡大・移動でき、詳細な形態観察と体系的な学習を行うことができます。

 

本システムは安全に管理されたサーバー上で運用されており、特別なソフトウェアを必要とせず、インターネット環境があれば利用可能です。遠隔地の教育機関との円滑な共有にも対応しています。

 

現在、京都大学および連携機関の標本約80例を収録しており、すでに複数の国の大学との共有を開始しています。

 

本取り組みの詳細は、国際誌 Scientific Reports に掲載されています。

Kanahashi T, Yamada M, Ibuki K, Takakuwa T.
Construction of a preliminary digital parasite specimen database for parasitology education and research.
Scientific Reports 15, 20711 (2025).
https://doi.org/10.1038/s41598-025-07673-4

 

本データベースはID・パスワード制で管理されています。利用をご希望の教育機関・研究機関の皆様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

国内外の教育機関・研究機関との連携を歓迎しており、本基盤を国際的なパートナーとともにさらに発展させていきたいと考えております。

 

問い合わせ先

金橋 徹

京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻 総合医療科学コース 形態形成基礎医療科学講座

〒606-8507
京都府京都市左京区聖護院川原町53

Email: kanahashi.toru.7e@kyoto-u.ac.jp

 

 

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