北米拠点開設1周年記念式典を開催しました


ワシントンDCのCapital Hiltonホテルにおいて、北米拠点開設1周年を祝う式典を開催しました。式典へは、在米日本国大使館の杉山全権特命大使をはじめとする大使館の方、現地同窓会であるDC京大会、NY洛友会の同窓生、これまで本学の職員を研修生として受け入れていただいているS&R財団及びHalcyonや、北米の大学関係者、学術機関の方々、約80名の参加をいただきました。ご参加いただきました皆様へ心から御礼申し上げます。
北米拠点は、2018年10月の開設から、今回ご出席いただいた皆様と、大学の国際化について意見交換させていただいてきたところですが、これほど多くの方々に支えられてここまで活動してこられたことを再認識するとともに、今後の活動に対しても気を引き締めたところでございます。

式典集合写真

 式典では、杉山晋輔在米日本国大使館特命全権大使、西村義明鼎会(※)副会長、久能祐子S&R財団理事長兼CEO、Frank Jannuzi モーリーン&マイク・マンスフィールド財団理事長より祝辞をいただくとともに、Nathan Badenoch北米拠点所長による拠点の紹介・活動報告、山極京都大学総長による記念講演を行いました。

 祝辞では、グローバルに活躍する日本の大学の多様な貢献や、日米関係の中の教育・学術交流の重要性、「人とは違うことを実行する」ことの大切さなど、様々な観点から本学への温かい激励をいただきました。

 続いて、拠点の紹介では、拠点の設立から現在までの北米地域の皆様との交流状況、本学における北米とのつながりや学生交流プログラムの紹介を行いました。

 その後、本式典の開催を記念して本学の山極総長が講演をしました。自身のゴリラ研究を基に、日本人の「自然」の捉え方や、「文化」を分析し、現代のデジタル化社会について考察する内容でした。大学の学長が自身の研究について講演するということで、出席者の皆様もとても熱心に聞き入っており、大変好評でした。

 レセプションでは、向賢一郎DC京大会会長と岡本裕晴NY洛友会名誉会長のご挨拶に始まり、本学の同窓生同士で旧交を温める様子や、総長等と同窓生が懇談する様子が見られました。

 今後とも、本学北米拠点は、北米地域のネットワークの中心として、また世界に向けた「窓」として、北米地域の皆様との連携を深めながら、本学の国際化を進めてまいります。

(※)鼎会:京大卒業生財界トップによる総長支援団体

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