拠点所長からのメッセージ


拠点所長からのメッセージ

 

京都大学北米拠点は、アメリカ合衆国及びカナダにおける京都大学の研究・教育活動をサポートし、発展させていくことを目的として、2018年10月に、ワシントンD.C.の中心部に設置されました。カリフォルニア大学サンディエゴ校のキャンパス内にも、北米拠点のリエゾンオフィスを設けており、現地の大学等と共同で設置・運営するOn-site Laboratoryの西海岸地域のネットワークとも密に連携しています。

北米拠点は、京都大学国際戦略本部の元に置かれ、同本部の北米担当チームが、北米拠点と他の海外拠点及び大学の各学部・研究科等との橋渡しを行っています。北米拠点は、大学全体の国際化戦略の推進にも貢献するように心がけています。京都大学は、各分野における最先端の研究だけでなく、これからの社会に新たな視点をもたらす学際的な研究にも力を入れています。北米の東海岸と西海岸の両方にオフィスを構えることで、研究・教育における多様な分野において国際連携を推進することを目指します。

学生・研究者・職員の国際交流は、地球規模で取り組むべき課題について深く理解するために、とても重要です。新型コロナウイルスパンデミックにより、2020年初頭から多くの国際交流活動が制限されてきました。オンラインの活用も一般的になりましたが、やはり、直接の人と人の信頼関係を築くためには、直接会ってともに活動することは欠かせません。ポストコロナの時代に、カーボンニュートラルの実現にも留意しながら、新しい形での国際交流を構築していきたいと考えます。

 

北米拠点所長

北島 薫 PhD

  • 国際戦略本部 副本部長
  • 北米拠点所長
  • 農学研究科副研究科長

 専門研究:植物機能生態学

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