チューリヒ大学と「AIと法」のワークショップを開催

2021年9月7日に法学研究科の稲谷龍彦教授がチューリヒ大学法学部のProf. Dr. Florent Thouvenin を招いて、AIと法に関するオンライン・ワークショップ ”Policy for AI Governance”が開催されました(法政策共同研究センター共催)。

まず、稲谷教授が“Governance Innovation: Japanese Novel Policy toward “Society 5.0”と題して、日本で新たに施行されるAIのガバナンスに関する政策の枠組みと背景に関して説明を行い、続いて本学のOGでもある経済産業省の法務専門職の方から「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」の概要が述べられました。それらを受けて、Thouvenin教授からはコメントがあり、また合わせてスイスやEUでの状況が共有されました。

約3時間のオンラインイベントでしたが、双方から計15名程度が参加して活発な議論が行われ、共通の関心事項を見てとることができました。引き続き、このテーマで連携交流が継続される見込みです。

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