日欧共同研究資金


 

日本のファンド機関とEUおよび欧州諸との共同公募の一例を掲載しています。

 

日本学術振興会(JSPS)助成事業

科学研究費助成事業:二国間交流事業

JSPSでは、諸外国のアカデミーや学術研究会議との間で協定や覚書を締結し、日本と当該国との間で多様な学術の国際交流を推進しています。交流の主たる形態には、小規模グループ又は個人の研究者を対象とする共同研究、セミナー及び研究者交流(派遣・受入)があります。
欧州各国では以下の国の機関との覚書により、研究者の交流を支援しています(平成28年度募集分)。

オー ストリア(FWF)、ベルギー(F.R.S.-FNRS, FWO)、チェコ(CAS)、フィンランド(AF)、フランス(CNRS, Inria, Inserm, MAEDI)、ドイツ(DAAD, DFG)、ハンガリー(HAS)、イタリア(CNR)、オランダ(NWO)、ポーランド(PAN)、ロシア(RFBR)、スロベニア(MESS)、ス ウェーデン(STINT)、ウクライナ(SFFR)

*なお、申請にあたっては、日本側と相手国側の双方で申請する必要があります。

参照:二国間交流事業

 

 DFG-JSPS 日独共同大学院プログラム doc 2

独 立行政法人日本学術振興会(JSPS)は、ドイツ研究振興協会(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)と協力して、「日独共同大学院プログラム」 (Japanese-German Graduate Externship -International Research Training Groups: IRTG-)を実施しています。

  1. 博士課程(一貫制の場合は博士後期課程)に在籍する大学院学生(年間対象6名以上)を、10か月以内、ドイツの大学院(エクステンション・プログラムを含む)に派遣し、共同で当該学生の教育、研究指導、博士論文の作成指導等を行います。
  2. ドイツの大学院に教員(年間対象5名以上)を派遣し、派遣先大学院における講義、研究指導及び博士論文の作成指導等を行います。
  3. 大学院学生及び若手研究者の研究発表を主な内容とする共同セミナー等を行います。

*参照: JSPS側募集要項
JSPS側の締切:10月26日(月)~30日(金)17:30(平成27年度募集)
*ドイツ側のカウンターパートとなる大学は、ドイツDFGへの申請を行うことが必要です: DFG

 

科学技術振興機構(JST)と欧州各国機関との共同研究プログラム

JSTでは、国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム、SICORP)の枠組みにおいて、欧州各国とマッチングファンドを形成し、共同研究プログラムを実施しています。以下のウェブサイトに、これまでの実施状況および公募情報が掲載されています。
国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム、SICORP)

[過去の公募プロジェクト](上記ウェブサイトより、参考として掲載)

ドイツ

研究領域「ナノエレクトロニクス」
半導体エレクトロニクス、ナノスピントロニクス、ナノエレクトロニクスのための分子的アプローチ、ナノフォトニクスなどを含む、「ナノエレクトロニクス」領域の共同研究プロジェクトを推進します。
ドイツ側ファンディングエージェンシー Deutsche Forschungsgemeinschaft (German Research Foundation) (DFG)

フランス

研究領域「分子技術」
本共同研究では、目的を持って分子を設計・合成し、分子レベルで物質の物理的・化学的・生物学的機能を創出することによって、従前の科学技術を質的に一変させる一連の技術である「分子技術」分野の共同研究を支援します。

フランス側ファンディングエージェンシー L’Agence nationale de la recherche (The French National Research Agency ANR)

ヴィシェグラード4か国(チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア)

研究領域「先端材料」
日本とヴィシェグラード4カ国(V4)との間で、「先端材料」共同研究課題支援を予定しています。この協力により、日本とV4との間の研究者ネットワークの発展、イノベーション創出を目指します。

イギリス

Biotechnology and Biological Sciences Research Council (BBSRC) Japan Partnering Awards
BBSRCの支援を受けている英国内の研究所で、日本の研究所との共同研究を希望する研究所に対して、4年間にわたり最高5万ポンドまで資金を提供する。日本側のパートナーはJSPSやJSTに助成金を申請することが望ましい。

詳細はこちら: BBSRC

 

Horizon 2020 

Horizon2020は、2014年から2020年の7年間にわたる総額800億ユーロ規模の研究イノベーション計画で、EUのこれまでの研究・技術開発枠組み計画の中で最大規模を誇るものです。日本からの参画も期待されています。Horizon2020のウェブサイトでは、分野ごとの説明会、公募、重点分野等の情報が多数掲載されています。

Horizon 2020申請支援についてはこちらをご覧ください。

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