京都大学における次世代研究者支援


欧州拠点では、学術研究展開センター(KURA)や学内の他組織と連携して、次世代研究者支援に力を入れています。

若手研究者の短期海外派遣プログラム「間:AI DA

京都大学学術研究展開センター(KURA)が運営する、国際的なファンディング機関等と協働し志の高い若手研究者(Early Career Researcher: ECR)のキャリアアップを後押しするプログラムです。現在は、京都大学とドイツ学術交流会(DAAD)とのマッチングファンドにより、日独を中心とする研究グループ間で「国連の持続可能な開発目標(SDGs)」達成に資するような国際共同研究を目指す、志の高い若手研究者の短期海外派遣を通じた国際ネットワーク構築を支援しています。

 

若手研究者の欧州研究滞在支援(JSPS海外特別研究員制度の活用)

欧州拠点は、最先端研究の行われている欧州の大学・研究機関で新たな挑戦をしようとする京都大学の若手研究者を支援しています。

その一環として、英国インペリアル・カレッジ・ロンドンのGrantham Instituteの協力を得て、「JSPS海外特別研究員*1(いわゆる海外学振)」制度を活用し、同研究所で長期の研究滞在を希望する若手研究者向けに支援を行います。

日本を離れて新しい環境に身を置き、同じような志を持つ海外の研究者と研鑽を積んで人的なネットワークを広げることは、その後の研究活動にとって大きな糧となります。同制度の採択率は20%と人気が高いことから、審査の観点となっている「研究計画が具体的であり、申請者と海外における受入研究者との事前交渉等が十分になされていること。(海外特別研究員の審査方針(3))」に着目して支援を行うものです。

(*1) JSPS海外特別研究員制度:「申請時において、日本国籍を持つ者、または日本に永住を許可されている外国人」が対象。

[支援内容]

  • 京都大学欧州拠点所長名で申請者に対して「推薦状(Letter of Recommendation)」を作成
  • 京都大学欧州拠点スタッフ*2が計画書作成のアドバイス
  • 京都大学欧州拠点スタッフが必要に応じて受け入れ先と交渉
  • 京都大学学術研究展開センターがオンライン説明会を開催

(*2) 欧州拠点スタッフ:拠点所長、リサーチ・アドミニストレーター(URA)、現地スタッフ

なお、欧州拠点は今後も対象となる大学、研究機関を増やしていく予定です。

その他、ご不明な点などがある場合は欧州拠点の担当(info_eu(at)oc.kyoto-u.ac.jp)にお知らせください。

 

研究活動に役立つ支援情報サイト「京都大学からはじめる研究者の歩きかた

ずっと研究者として活動していきたい、もっと研究者としての活動の幅を広げたい人たちに向けて、京都大学で研究者が受けられる研究支援をまとめたサイトです。

 

世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム”L-INSIGHT

2030年代に世界一級の研究者と成り得る、世界視力を備えた次世代トップ研究者を育成するためのプログラムです。

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