さる10月30日、31日の二日にわたって10回目となるHeKKSaGOn学長会議が大阪大学で開催されました。
今回のテーマは”Transdisciplinary Initiatives and Alliance Building for Global Futures“。6大学の学長による各大学が取り組む様々な異分野融合の取り組みについて紹介があり、本学からは本年9月に開催された第一回京都会議について言及、「『価値多層社会』の実現に向けて」というテーマのもと、世界的な哲学者、科学者、技術者、企業家、芸術家、宗教家らが集ってAI時代における「価値観」や「価値」について議論したことを事例として挙げました。
また、HeKKSaGOnが資金支援を行っている6つの研究プロジェクトの個別会合や日独6大学で選ばれた学生が”Designing Transdisciplinary Futures: Creating, Applying, and enabling New Fields”をテーマに議論するワークショップなどが並行して行われ、二日目の全体会合で進捗や成果の報告がありました。
閉会にあたって、6大学の学長が共同声明(Joint Statement)に署名し、持続的な共同研究の推進、次世代研究者の支援、責任ある科学の発展、社会との連携強化など HeKKSaGOnの今後の方向性を再確認しました。
次回の第11回HeKKSaGOn学長会議は2027年にカールスルーエ工科大学(KIT)で開催の予定です。









