【留学体験記】石沢 純也(ルクセンブルク大学・ルクセンブルク)


石沢 純也

所 属:法学部3回生(2019年11月現在)

留学先:ルクセンブルク大学(ルクセンブルク)

期 間:2019年9月〜2020年7月

 

 大学の授業は、1コマあたりの授業時間が2時間半と日本に比べてかなりの長丁場。。小休憩を挟むとはいえ、とても集中力を要する密度の濃い授業だそうです。気になるお住まいは、月額480ユーロの学生寮で、バス・トイレなど基本的な設備は全て備わっています。共用設備はキッチンのみ。フラットメイトには、イタリア・アメリカ・ドイツから来た学生がいます。欧州の中でもとりわけ国際色豊かな、ルクセンブルクならではの環境と言えるかもしれません(ちなみに、留学生は学生総数に対して4割を越えています)。早速仲良くなったフラットメイトに、ドライブがてら車で買い出しに連れていってもらうこともあるようです。実は、留学開始にあたって母国から車を運転してきたとか。お話を聞いていて、改めて欧州が陸続きであることを感じた瞬間でした。

 兼ねてより、一度留学してみたいという思いがあり、第二外国語して学んだフランス語を活かすべく、留学先の候補をフランス語圏に絞りました。ただ、フランスの大学へ留学するためには、DELFと呼ばれる語学力を図る試験の高いハードルが立ちはだかります。第二外国語として学んだ2年間だけでは太刀打ちできそうにない、でもせっかく学んできたフランス語は学び続けたい。そんな時に出会ったのが、ルクセンブルクという国でした。

 ルクセンブルクでは、公用語としてルクセンブルク語、フランス語、そしてドイツ語の3つがあり、石沢さんの通う大学のBelvalキャンパス付近はフランス語圏です。授業は英語で、生活はフランス語、時々ルクセンブルク語にドイツ語という、多言語に触れる環境で学ぶ決意をしたそうです。印象的だったのは、大学のオリエンテーションで何か国語話せるか?という質問があった際、最多はなんと4か国語だったと言います。小さな頃から自然と他言語に触れる環境、当たり前といえば当たり前、ただ日本人学生にとっては羨ましくもあるというのが、本音かもしれません。

 金融立国であるルクセンブルクには、日系企業も多く進出しています。そうした駐在員の日本人コミュニティに参加することで、刺激を得られる機会も多いということを語ってくれました。勢いで選んだ部分もあったが、既に生活にも慣れ、すっかりルクセンブルクを気に入った石沢さん。旅先から帰国して間もないところ、駆けつけてくださり、本当にありがとうございました!これからの留学生活が一層充実したものとなりますように。

ルクセンブルク大学の新Language Centre


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