ハイデルベルク大学との計算科学ワークショップを開催 (2015/8/31~9/2)


8月31日(月)から9月2日(水)の3日間に渡り、京都大学吉田キャンパスにおいて、京都大学とハイデルベルク大学が共同で、計算科学を主軸とした学際共同ワークショップ “Applied Mathematics, Scientific Computing, and Applications” を開催しました。ワークショップは、ハイデルベルク大学京都オフィスが設置された、京都大学吉田キャンパス吉田南構内にある吉田国際交流会館において実施されました。本ワークショップは、両大学の計算科学を主軸とする研究者および学生の交流を促進することを目的とすると同時に、今後のHeKKSaGOnコンソーシアムの枠組みにおける交流を拡大も視野に入れています。

本ワークショップでは、6セッション、16講演(京大から8講演、ハイデルベルク大学から8講演)が行われたほか、研究プロジェクトの紹介がメインの2つのライトニングトークも行われました。通常の研究領域をフォーカスした研究集会とは異なり、かなり幅広い分野の講演が行われましたが、全て計算科学を主軸とした講演であったためか、京大側・ハイデルベルク大学側双方の研究者間で、活発な質疑応答・議論が繰り広げられました。双方の大学の参加研究者からも「非専門家だがプロの計算科学研究者と、いつもと異なる角度から議論する機会が得られて非常に有益だった」、「今後新たな研究プロジェクトを策定する上で有益だった」といった意見を戴きました。

本ワークショップでは上記の講演以外に、京大・ハイデルベルク大学双方の研究者・学生が交流できる様々な機会を用意しました。本ワークショップの実施にあたり、京都大学ハイデルベルクオフィスではその企画段階での連絡調整を担い、また運営にあたりましては、部局を含む京都大学のURA、本部職員、ならびにハイデルベルク大学京都オフィスのスタッフが連携することで実現されました。

今後は、本ワークショップ期間中に生まれた新たな繋がりを支援しながら、フォローアップワークショップ等を通じて、交流を深化させてゆくことが期待されています。同時に、新たな学生交流への可能性についても議論されることとなりました。ひいては、このようなデータサイエンス分野における研究の交流が、HeKKSaGOnコンソーシアムにおけるさらなる研究領域の拡大と交流の活性化に貢献しうるものとして、今後の展開が注目されています。

講演者、タイトル等はプログラムをご覧ください。

ワークショップのウェブサイトはこちら

問い合わせ: 河本大知(学術研究支援室)
kohmoto@kura.kyoto-u.ac.jp

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