「京都スプリングプログラム2021」が開催されました(2月14日〜24日)


「京都スプリングプログラム2021」が2月14日〜24日にオンラインで開催され、欧州から6名の学生が参加しました(ハイデルベルク大学4名、ウィーン大学2名)。

これはもともと、国際高等教育院が企画し京都で行われている京都サマープログラムが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で時期をずらしオンラインで実施されたもので、2018年度から欧州拠点枠を確保してドイツの学生に提供しています。今回は初めて、戦略的パートナー校のウィーン大学用に2名の参加枠が追加となりました。

オンラインになったことで渡航費がかからない等の利点はある一方、参加者がアジア、欧州に加えて今回は北米にも拡大したため時差調整の問題が加わり、AとBの2つのシフトに分けて時間割が組まれました。欧州組は本来、Bシフトなのですが 、Aシフトのいくつかの活動には参加可能であったため、事務局から「○○さんはどこのクラスにもいた気がします」という報告も。学生たちは貪欲に積極的にこの機会を活用しようしていました。

また、今回は新しい試みとして希望者に対して、『研究室訪問(Lab visit)』が提供されました。生命科学研究科、エネルギー科学研究科、そして文学研究科社会学専修の教員から、オンラインで研究紹介が行われ、活発な質疑応答が展開されました。最新の研究成果に触れられた学生たちからの評判もよく、本学での勉学や研究を検討したいという声が聞かれました。

授業を筆頭に、あらゆることがオンラインに移行して約1年。バーチャル空間に慣れた学生たちは様々なツールを使って積極的に交流を行っていたようで、最終日の送別会では名残を惜しむ声が途切れることがありませんでした。そこには、サポーターとして参加した本学学生たちも大きな役割を果たしています。折り紙やお茶会など様々な企画を準備して海外からの学生さんを楽しませよう、喜ばせようと積極的にコミュニケーションを図ろうとする様子は、正に本学学生の国際化であり、欧州拠点が掲げるミッションの一つでもあります。

欧州拠点はこれからも京都サマー・スプリングプログラムへの支援を通して、欧州学生への本学認知度の向上及び本学学生の国際化に貢献していきたいと考えています。

詳細はこちらをご覧ください。

 


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