ポーランド

ここが魅力

ポーランドと言えば、まず何を思い浮かべるでしょうか。第二次世界大戦の始まりを告げたドイツによるポーランド侵攻、アウシュヴィッツでの悲劇等、どこか暗い影を落とす国という印象を持つ方は少なくないかもしれません。その一方で、数多くの偉人を輩出してきた華やかな歴史を併せ持つ国でもあります。ピアニストであり作曲家として世界的に有名なショパン、物理学賞と化学賞、二つのノーベル賞を手にしたキュリー夫人、さらには地動説を唱えたコペルニクス等、挙げればキリがないほどに、誰もが一度は耳にしたことがある偉人がずらり。また、忘れてはいけないのがポーランドの伝統的な陶器。青と白があしらわれ、丸みを帯びた可愛らしい陶器は、その特徴的な配色から多くの人々を虜にしています。

本学と学生交流協定を有するヤギエヴォ大学の位置する古都クラクフは、ワルシャワにバトンを渡すまでポーランドの首都として、その中心的な役割を担ってきました。ひとたび足を運べば、そこは一際美しい中世の街並みが広がります。戦争で壊滅的な打撃を受けたポーランドですが、奇跡的に戦禍を逃れたこの街では、今なお中世ヨーロッパを肌で感じることができるでしょう。

ここで暮らす

ドイツやフランスといった西欧諸国に比べると、比較的物価が安く、宿舎についても費用に幅があるものの、比較的安価です。非常に豊富な観光資源のある国ですので、ぜひ日常生活でお財布に余裕を作り、ポーランド各地の名所に繰り出してみてください。

戦禍の歴史のみならず、学問や芸術における確かな足跡も辿ることができます。上記に挙げたショパンやキュリー夫人、コペルニクス、錚々たる偉人の博物館めぐり等はいかがでしょうか。ちなみに、首都ワルシャワでは、夏の訪れとともにショパンの銅像があるワジェンキ公園にて、屋外ピアノコンサートが開かれます。

• 一か月の生活費（目安）　425-900ユーロ
• 一か月の家賃（目安）　140-500ユーロ

ポーランドへの留学を紹介するウェブサイトに留学体験記Students’ interviewが掲載されていますので、留学生活の様子をぜひ覗いてみてください。